ぎっくり腰について

ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、急激に発症した腰痛を指します。その激しい痛みは、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれるほどの強い痛みを起こします。
多くの場合は、1週間から10日ほどで自然に回復していきますが、
🔸2週間以上改善が見られない
🔸むしろ症状が悪化している
🔸いったんは治まっても繰り返す
などの場合は、ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアや圧迫骨折など他の病気が隠れていることがあるので注意が必要です。
ぎっくり腰を発症するきっかけ

ぎっくり腰の発症のきっかけは、
🔸重い物を持ち上げた
🔸くしゃみをした時
🔸下に落ちた物を拾おうとした時
など、些細な動作がきっかけで起こります。
これらに共通するのは、中腰の姿勢で行う動作だということ。中腰は椎間板に圧がかかりやすい姿勢で、特にヘルニアなど腰に問題を抱えている人にとっては、トラブルを引き起こしやすい姿勢です。
しかし、ぎっくり腰のはっきりとした原因はいまだ解明されておらず、ぎっくり腰になった時に体の中で何が起こっているのかは実はよく分かっていません。
言い換えれば、ぎっくり腰(急性腰痛症)とは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)、腰椎圧迫骨折と言った、はっきりした病名がつかない全ての急性腰痛の総称ともいえるのです。
このようなことから、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気による痛みを、ただのぎっくり腰だろうと思って放置したり、マッサージなどの施術を受けてかえって悪化してしまったりすることがあります。2週間以上経っても症状が回復しない場合や繰り返す場合は、他の病気が原因ではないか、整形外科を受診して確認することが大切です。
ぎっくり腰と間違いやすい病気やけが

ぎっくり腰と間違いやすい病気やけがとしては次のようなものがあります。
・高齢者では、骨粗鬆(しょう)症に伴う脊椎の圧迫骨折
・足のしびれなど他の症状もある場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども疑われます。
ぎっくり腰を繰り返している人は、椎間板ヘルニアをはじめとした、背骨の病気が隠れている可能性があるので注意が必要です。
ぎっくり腰は原因がはっきりしない急性の強い腰の痛みということは、何かしらの原因による腰椎の関節の捻挫か、筋繊維や筋膜などの損傷が起きることで発症すると考えられます。
ぎっくり腰の対処法としては、ぎっくり腰の痛みが強く出ている時はむやみに動かず、楽な姿勢でゆっくりと深呼吸を繰り返し、まずは痛みを落ち着かせましょう。
膝の下に丸めた毛布やクッションなどを置き、膝が90度程度曲がった状態で寝ると、楽だと感じる人が多いです。また、痛いほうを上にして横になり、膝の間にクッションを挟んだり、抱き枕などを抱いて寝るのもおすすめです。激しい痛みが治まるまでは、患部を冷やすより、温めるほうが楽になる人が多いといわれています。そしてぎっくり腰には鍼灸治療を併用すると効果的。回復が早くなります。






















