寒さが強まって来たら『顔面神経麻痺』に注意!
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こんにちは。
哲学堂鍼灸院の井上です。
11月も後半に入って、
朝晩の冷え込みが強くなって来ましたね。
昔、私が中国の北京にある東直門医院で、
鍼灸の臨床研修をしている時に、
寒さが厳しくなると、
『顔面神経麻痺』を発症した患者様が急に増えたのを覚えています。
これは何も中国人に限ったことではなく、
実は日本でも、
寒くなると寒冷刺激がきっかけとなって、
『顔面神経麻痺』になってしまう人が増える傾向があるのをご存知ですか?
『顔面神経麻痺』には、いくつか種類があるのですが、
顔面神経麻痺の7〜80%は『ベル麻痺』と呼ばれるタイプの麻痺で、
ある日突然、
顔に違和感を覚え、数時間のうちに表情筋の筋力が低下して、
口が痺れて口角が下がり、上手く動かせなくなったり、
目が閉じれなくなったり、逆に開きにくくなったりします。
そして、
麻痺した側の筋肉が正常な健側の方に引っ張られるために、
顔が歪んでしまいます。
では一体なぜ、寒さが原因となって、
『顔面神経麻痺(ベル麻痺)』が発症してしまうのでしょうか?
その原因は、
『単純ヘルペスウイルス(I型)』が関係しているんです!
単純ヘルペスウイルスは、
多くの人が子供の頃に感染してしまいます。
とはいえ、
すぐに症状が現れないことが多いので、
気が付かないままでいる人がほとんどです。
ところが、
実はヘルペスウイルスは、
神経節と呼ばれる神経細胞が集まっている場所に住みついて、
何年も何年もひっそりと生き続けて(潜伏して)いるんです!
そして、
・身体を急激に冷やす
・風邪を引く
・疲労を溜める
・免疫力が低下する
など、体力が低下した時に、神経細胞内で増殖して、
神経の炎症を引き起こしてしまうんです。
よく目にする、
唇や目、皮膚などに小さな水ぶくれを作る『ヘルペス』と、
同じウイルスです。
このヘルペスウイルスが顔面神経の神経節に潜伏して、
急な冷え込みやストレス、疲労の蓄積などを契機に、
顔面神経節で増殖して炎症が起きると、
炎症によって腫れた神経が、
頭蓋骨の狭い隙間(側頭骨内)を通る時に圧迫されてしまい、
麻痺を引き起こして顔面神経麻痺となってしまいます。
そういった訳で、
顔面神経麻痺(ベル麻痺)の原因は、
ヘルペスウイルスによる神経の炎症と腫脹なので、
症状が出たら、
すぐに病院へ行って、
抗ウイルス剤とステロイド薬によって、
ヘルペスウイルスの増殖を抑え、
顔面神経のむくみを取る治療を行うことが大切です。
治療の開始が遅くなるほど、
症状が残りやすくなってしまうので、
とにかく早く、
耳鼻咽喉科や脳外科、ペインクリニックなどで診察を受けるようにしましょう。
早期の治療ができれば、
約80%の人は元の顔の状態に回復します。
約2割の人は後遺症が残ってしまうことがあるのですが、
鍼灸治療によって、
後遺症を軽減することが可能ですよ!
とはいえ、
一番大切なのは、
体力や免疫力を低下させないで、
潜伏しているヘルペスウイルスが増殖しないように、
普段から体のメンテナンスをすることが大事ですよね。
そういった意味では、
鍼灸治療で普段の疲労や筋肉の凝りをほぐし、
全身の血行を改善して自律神経を整えておくことが、
この冬を元気に乗り切る秘訣ですね💖
哲学堂鍼灸院
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