天候、寝不足、ストレスなどで起こる『偏頭痛』の対策・予防法とは?
こんにちは。
哲学堂鍼灸院の井上です。
今年の夏は、
異常とも思える暑さが続いていますが、
外気温が高くなるほど、冷房の効いた室内との温度差が開き、
外と室内との寒暖差が激しくなってしまいますよね💦
寒暖差が原因で発病する疾患に『頭痛』があります🌻
日本国内にいる頭痛患者様は、
何と、約3,300万人いるというデータがあり、
中でも天候に左右されやすい『偏頭痛』で悩まされている人は、
およそ8.4%(約840万人)もいるそうです😮
この多くの人が悩まされている『偏頭痛』ですが、
その原因は、
・気候の変化
・ストレス
・女性ホルモンの乱れ
・寝不足や寝過ぎ
などが誘因となり、
脳の血管が拡張することによって、
脳血管の周囲に存在する『三叉神経』が刺激されて偏頭痛が起こります😰
また偏頭痛には、
心の安定に大きな影響がある『セロトニン』も大きく関与しています🌷
三大神経伝達物質の一つである『セロトニン』は、
・精神のバランスを保つ
・睡眠
・自律神経
・痛みを緩和する
・姿勢を良くする
などの大切な役割を果たしています🌟
しかしストレス過多の現代社会では、
日常生活の中でストレスを安定化するために『セロトニン』が使われ続けてしまい、
常にセロトニン不足の状態になっている人が増えています💦
その結果、
セロトニン不足によって、
脳の血管が拡張されて偏頭痛が起こりやすくなる上に、
・自律神経の乱れ
・不眠症
・痛みに敏感になる
などの多くの症状が引き起こされやすくなってしまうんです😵
さらに、
セロトニン不足で痛みが強い偏頭痛に悩まされるために、
毎日のように薬を飲んで偏頭痛を抑える生活を続けていると、
薬剤の使用過多による、
『薬物乱用頭痛』に陥ってしまい、
偏頭痛が慢性化してしまう原因を作ってしまうんです😣
・頭痛が月15日以上ある
・月に10回以上頭痛薬を飲んでいる
・以前は効いていた薬が効かなくなって来た
・薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりもひどくなって来た
以上のような症状に思い当たる人は、
薬物乱用頭痛の可能性があるので注意して下さいね❗️
ちなみに偏頭痛が起きた時は、
血管が拡張されるのが原因で起きるので、
痛む場所を温めるのは『NG!』
冷たいタオルやアイスノンなどで痛む場所を冷やして、
拡張した血管を収縮させるようにしましょう🍀
血管収縮作用のある『カフェイン』が含まれている、
コーヒーや紅茶、日本茶なども有効です✨
でも、
カフェインの飲み過ぎは、
逆に頭痛を誘発してしまうので注意しましょう🌸
そして、
偏頭痛を予防するためには、
セロトニン不足を補うために、
朝起きたら朝日を浴びてセロトニン神経を活性化させ、
朝食を抜かずに、
良く噛んでしっかりと食べることでセロトニン分泌を促しましょう☀️
また、
卵や納豆、レバー、乳製品に多く含まれるビタミンB2や
魚介類や海藻、豆類などに多く含まれるマグネシウムが
偏頭痛に良いと言われています💖
鍼灸治療も偏頭痛に優れた効果がありますので、
是非、試してみて下さいね😉✨
哲学堂鍼灸院