秋は呼吸器の弱体化に注意!
こんにちは。
哲学堂鍼灸院の井上です。
東洋医学では、
秋は『乾燥』の季節と考えられていて、
『燥邪(そうじゃ)』と呼ばれる乾燥に起因した病気が流行りやすいとされます🍁
人間の身体の中でも、
『喉』や『鼻』、『皮膚』といった乾燥に弱い器官は、
実は、
『肺』と深い関係にもあるために、
東洋医学では秋は『肺』が弱くなって、
ウイルス性の疾患や喘息になりやすい季節といわれています💦
また、
『肺』は『悲しみ』や『憂い』といった感情に深い繋がりを持っていると考えられ、
秋は倦怠感や疲労感を感じやすく、うつ病になりやすい季節といわれています💧
今年はコロナの影響力が強いので、
肺や呼吸機能が低下しやすい秋は、注意が必要ですよね🌷
そこで、
今回は『肺や呼吸器の養生』の仕方をご紹介したいと思います❗️
まずは、
肺や呼吸器は乾燥に弱いことからも、
適度に潤いを与えることが大切です🍀
そこで、
肺を潤す性質のある食材を摂りましょう✨
代表的な肺を潤す『潤肺作用』のある食材は、
『柿』や『梨』です♪
しかし、
果物である柿や梨は、たくさん食べると身体を冷やす作用があるので注意が必要です。
ちなみに、
身体を冷やす『寒性』は温めると減弱するので、
干し柿にしたり、加熱すると『潤肺』の効果が高まりますよ☺️
蜂蜜にも優れた『潤肺』効果があります💖
その他に秋の養生で大切なのは『睡眠』です😴
夜が過ごしやすくなり『秋の夜長』を楽しみ過ぎて、
ついつい寝不足なんていう事があるかもしれませんが、
この季節は夏の疲れがどっと押し寄せる時期なので、
夏の暑気により消耗した『気』を回復するためにも、
なるべくたっぷりと睡眠時間を取るようにしましょう⭐️
可能ならば、少し起きる時間を遅くして睡眠時間を増やしましょう🌼
最後に、
ストレスを溜めて『悲しい』や『憂い』など、
気持ちが塞がってしまうのも、
肺や呼吸機能の低下を招く原因となってしまいます😵
ストレスをなるべく溜めずに、
適度にストレスを発散する機会を作るようにしましょう🍀
自分で取りきれない身体の疲労や倦怠感には、
鍼灸治療が効果的ですよ💖
哲学堂鍼灸院