上田式美容鍼灸(R) が顔にパルスをしない理由とは?
こんにちは!
東京、新宿、中野、新井薬師前、沼袋の
美容鍼灸専門、哲学堂鍼灸院です。
2019年4/27.28.29
仙台にて上田式美容鍼灸(R)認定講座の開催が決定!
お申し込みは
https://www.reservestock.jp/events/306435
それに先立ち、上田式美容鍼灸(R)基礎講座を仙台で開催します。
3/17(日) の 15:00~
仙台協立第13ビル(パレス立町)3階305会議室にて、限定10名です!
お申し込みは、
https://resast.jp/events/318799
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こんにちは。
今年は年初からNHKの番組で度々鍼灸が取り上げられて、
鍼灸の 良いイメージ が広まりつつある現在、
私の所属するJFACe ( 日本美容鍼灸マッサージ協会 ) では、
美容鍼灸で鍼灸治療の良いイメージを、より多くの人々に広げ、
鍼灸医療普及の起爆剤としたいと考え、
『少ない鍼の本数で安全に優れた美容効果を発揮できる世界基準の美容鍼灸』
を全国で普及しようと協会員一同で頑張っております。
そんな中、
鍼灸師の業界雑誌として有名な
「医道の日本」に、
<美容鍼灸はどこまで来たか>と題した特集が組まれたので、
前回のブログで、美容鍼灸のエビデンスや安全管理などに関して少し取り上げてみました。
今回は、
有名美容鍼灸サロンをはじめ、
多くの美容鍼灸院で行われている『顔へのパルス治療』について取り上げたいと思います。
まず最初にお伝えしたいのは、
我々JFACe ( 日本美容鍼灸マッサージ協会 ) では、
『 顔へのパルス治療はNG ! 』
としています。
では、
医道の日本の<美容鍼灸はどこまで来たか>では、
どう扱われているのでしょうか?
今回は美容鍼灸師として有名な先生が実践する、
顔へのパルス通電刺激を取り上げ、
■ 筋肉を緩める ( 2~20Hzの低周波ミックス刺激 )
■ 筋肉を引き締める ( 20Hz低周波コンスタント刺激 )
という2つの目的で使用しているとのことでした。
そして、
パルスの通電刺激量を『20Hz』に設定している理由は、
京都大学の森谷敏夫教授の論文で、
大腿部への通電刺激でのデータを参考すると、
『20Hzが筋収縮を維持できる刺激で、筋肉を強くしてくれる効果がある』
とのことから、
20Hzを使用しているが、20Hzだけを使い続けるわけではないとのことでした。
果たして、
表情筋はパルス通電刺激によって、
筋肉を引き締めたり、緩めたりする効果があるのでしょうか?
医道の日本の記事の中に登場している
東京大学医学部付属病院のリハビリテーション部主任を務める
粕谷大智先生によると、
そもそも、
四肢などの身体の筋肉と顔の筋肉 ( 表情筋 ) は、
根本的に構造が違っていて、
骨から骨に繋がり関節を動かすことが主になる身体の筋肉とは違い、
顔の筋肉 ( 表情筋 ) は
皮膚の裏側に付着している『皮筋 ( ひきん ) 』と呼ばれる特殊な筋肉なんです!
では、
皮筋である表情筋にはどんな特徴があるのかと言うと、
(1) 筋紡錘が無い
筋肉の緊張を緩和するなど重要な働きがある
『筋紡錘 ( きんぼうすい )』
と呼ばれるセンサーがほとんどない為に、
筋肉の緊張を制御できない。
(2) 筋肉の区画が不明瞭
表情筋には代表的な22個の筋肉があるとされているが、
本当はさらに多くの筋肉が存在し、
それぞれ一つ一つの筋肉が分離されていないので、
区画が不明瞭な状態でつながり合っています。
(3) 筋緊張ではなく、筋短縮
顔の表情を作る時に表情筋が縮む状態は、
表情筋には屈筋も伸筋も存在しないために、
一般的な手足の筋肉が起こす<筋の緊張>とは違って、
『筋の短縮』と呼ばれる状態になる。
(4) 拮抗筋が存在しない
表情筋には、
お互いに相反する運動を行う筋肉である『拮抗筋』が存在しません。
そのために、
持続的な刺激により短縮してしまった筋肉を
意図的に引き伸ばさないと筋肉の短縮が持続してしまう。
上記のような『皮筋』としての表情筋の特性があることから、
<表情筋にパルス通電を行った結果、何故、リフトアップするのか?>
というと、
【1】筋紡錘が無い為に表情筋の短縮が助長される
【2】屈筋や伸筋がなく拮抗筋もないので、短縮した筋肉が元に戻りづらい
【3】低周波刺激を行うと通電後に筋肉にスパズム ( 筋攣縮 ) が残る
という事態が表情筋内部で起こっているからなんです!
つまり、
パルス通電を美容目的で使う施術者は、
表情筋を<緩めたり>、<引き締めたり>する目的で使っているのに、
実は、
パルス通電を行なうと、
表情筋は短縮してしまうので『表情筋が緩むことは無い!』し、
<引き締め>に関しても、
表情筋は区画が不明瞭なので、
目的の筋肉のみに通電することが出来ない為に、
思いもよらない部分にもパルス刺激をしてしまい、
筋肉の短縮を起こさせてしまう結果、
『病的共同運動』を起こさせてしまう危険性もあり得る訳です。
もちろん、
病的共同運動が必ず起きる訳ではなく、
パルス通電を何度も継続的に行うことで、
共同運動を行う筋肉が何度も短縮され続ける結果、
起きてしまう可能性があり得るというものです。
あなたならどうしたいですか?
とりあえず、
今の所は問題が起こっていないから、
顔にパルス刺激をしてリフトアップしますか?
それとも、
上田式美容鍼灸(R)で、
パルスを使わずに、少ない鍼の数で無理なくリフトアップすることを選びますか?
もちろん、
私なら迷わず、上田式美容鍼灸(R)を選びます!
2019年4/27.28.29
仙台にて上田式美容鍼灸(R)認定講座の開催が決定!
お申し込みは
https://www.reservestock.jp/events/306435
それに先立ち、上田式美容鍼灸(R)基礎講座を仙台で開催します。
3/17(日) の 15:00~
仙台協立第13ビル(パレス立町)3階305会議室にて、限定10名です!
お申し込みは、
https://resast.jp/events/318799
認定美容鍼灸師養成講座の詳しい内容は
こちら⇓
哲学堂鍼灸院 (定休日 木曜)
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